♪オメガ3系オイル その2 不飽和脂肪酸 n-6系脂肪酸♪



オメガ3系(n-3/ω3)のオイルにつき、ある方のところで質問を受けてお答えしたので自分の備忘録としてまとめたその2です。
脂肪酸の概要についてはその1に。 絶滅動物

不飽和脂肪酸は常温では液体状のもので 
       単価不飽和脂肪酸(n-9系)
       多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸
          n-6系  
          n-3系
に分類されます。
 
そのうち(飽和脂肪酸)と単(一)価不飽和脂肪酸は体内で合成できますが、多価不飽和脂肪酸は体内で合成できないので食品から摂る必要がある必須脂肪酸です。
こちらは人間でも同じです。
健康な人間の場合望ましい脂肪酸摂取比は
 飽和脂肪酸 : n−9 :多価不飽和脂肪酸 = 3:4:3
                   n−6 : n−3 = 4:1
と言われていますが、猫の場合は調べてみたのですが、みつけられませんでした。
どなたかご存知の方がいらしたら教えていただけると助かります。
(摂取カロリーの2.5%をリノレン酸、0.04%はアラキドン酸から摂取し、脂肪全体で総カロリーの20〜40%を占めるのが望ましいという考えもあるようです。/猫)

ただ、n-6 : n−3 比は健康な猫で、5:1を採用しているものが
市販フードでは多いように感じます。
こちらも 以前は5〜10 : 1 とされていたようですが、
最近は4:1が望ましいという考えもあるようです。
ちなみに、Gaviは関節、アレルギー、腎臓などのケアのため、2歳頃から2.5:1を目安にしています。

飽和脂肪酸は動物性脂肪に多く含まれますが、中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロールを増やすので、大量に取ることはあまり推奨されていません。


n-9:
主要な脂肪酸: オレイン酸(オリーブオイルに多い)
オレイン酸は最も安定した脂肪酸で過酸化脂質を作りにくい特性があります。
また、リノール酸(n-6)のようにHDL(善玉)コレステロールを減らさず、LDL(悪玉)を減らす・・・と言われているようです。


脂質と猫の特性
特に完全肉食動物の猫の場合は、人間のようにエネルギー源として糖質を必要としないので(ただしアミノ酸から糖新生はできる)エネルギー供給源として脂質を食物から摂ることが必要です。
猫は犬の場合の約2倍の脂質を必要とし、犬と異なり必須脂肪酸の
アラキドン酸を体内で合成できないため、食事で摂る必要があります。
アラキドン酸は肉(特にレバー)、魚、卵などの動物性脂肪に多く含まれています。

私見ですが・・・-できれば後日詳しく書きたいと思いますが・・・-Gaviの場合、動物性蛋白質メインの手作り食でしたので-今より動物性蛋白質源が少ない時でさえもですが-、アラキドン酸に関しては必要量のミニマムに近い数値にすることは至難の業でした。/通常最低でも10倍以上。
これは前駆体のリノール酸でも低くなることはなかったので、合成うんぬんをトータルで考えても・・・動物性蛋白質をメインにすれば、むしろ過剰となりその(n-3との)バランスに気を配る必要はあっても、不足することはなと思います。(ちなみにGaviはレバーは毒素の蓄積が恐いので、内臓のメインはハツを使用しています。)
 ref: アラキドン酸含有量(100g中)
      鶏  ハツ   1.2g
         レバー 6.6g
(肝臓は毒素の解毒器官なので毒素も蓄積しやすいそうです。
ハツは内臓の中で最も毒素を蓄積しにくい部位とのことで、ウチの場合は今も内臓のメインではハツを使用しています。)
 



猫の必須脂肪酸
 n-6: リノール酸 アラキドン酸
 n-3: αリノレイン酸



n-6について:
 
食物から摂取されたリノール酸は↓のとおり合成されていきます。
 
 リノール酸(必須脂肪酸)
   ↓  ←酵素 デルタ6デサツラーゼ(D6D)
   ↓    補酵素 ビタミンB6
   ↓    Mg,亜鉛
 γ-リノレイン酸
   ↓  ←酵素 デルタ5デサツラーゼ(D5D)
   ↓    ・・・
 アラキドン酸
  (猫はアラキドン酸は合成できない)

猫はリノール酸をアラキドン酸に変換するための酵素デルタ6デサツラーゼを肝臓に欠くため、アラキドン酸を体内で合成できません


アラキドン酸
γリノレイン酸と共にビタミンFとも呼ばれる
動物性脂肪に多く含まれ、生体調節ホルモンの原料となる。
   その流れ = アラキドン酸カスケード

アラキドン酸は上記リンクのアラキドン酸カスケード内に青で書かれた酵素により、プロスタグランジン類やトロンボキサン類、ロイトコトリエン類に代謝されます。
いずれも適量であれば、n−3から同様に代謝される代謝物と作用・調整・バランスを取り合い、炎症・痛み・腫れの調整、血圧・心機能・胃腸機能と消化酵素の分泌調整、分娩誘発などの生殖機能の制御、腎機能と流動調節血液凝固と血小板凝集、アレルギー反応、神経伝達、免疫系機能の調整なども含めた生体ホルモンの産生などを行う、重要な働きをしますが、過剰になるとバランスが崩れ↓となります。

*アラキドン酸から代謝されるプロスタグランジンE2は、悪玉プロスタグランジンと呼ばれ、血小板の粘性を高める作用をし、結果、血栓が出来やすくなり動脈硬化や心臓病、脳卒中を引き起こす原因となります。 (トロンボキサンも同様) 
*ロイトコトリエンはアレルギーや炎症の原因となります。


アラキドン酸は体の機能を正常に保ち健康維持のために重要な脂肪酸ですが、過剰に摂るとガンやアレルギー、炎症、血栓などを引き起こすため、n−3(後日まとめ)とバランスをとる必要があります。


  ※CAUTION※
こちらは理系からほど遠い自分のためのつたない備忘録です。数値や内容に間違いも多々あると思います。参考にされる方などいないとは思いますが、あまり信用しないでください。(^^;)

   

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栄養・機能 備忘録
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うちはオメガ3系のオイルは、アレルギーもないからサーモンオイルを利用してます。
重金属の汚染とかを避けるために、天然のサーモンオイルで、酸化しにくいカプセルタイプを絞ってまとめてご飯作るときに混ぜてます。
ただすごい臭いんだよねぇ・・・。
タラの肝油とかだとビタミンA+Dが過剰になるって聴いたことがあるので・・・
ハツはタウリンもたっぷりだし、うちもとりのハツをたっぷり目にあげてますよ。
ウサギメニューにはウサギのハツが手に入ればべストだけど入手できないのでとりで代用。
↓のメカジキのラグーソースのパスタに目が釘付け・・・
涎たれちゃいました。
ズッコのマミィ
♪ 2009/08/16 9:11 PM ♪
 ☆ズッコのマミィさん、ありがとう♪
いつもありがとうございます♪
おかえりなさい。

魚油のにおいダメな子もいますよね・・・
ウチも平気みたいなのでタラとサーモン月替わりで使ってます。
ウチの場合はGaviだけでつどつど作ってるので、カプセルだと多すぎるの。
既往歴からVAとDも多く摂りたいし。
開封時にVEを入れて、ひと月であまってもオイルリサイクルに出してます。
・・・って、オメガ3にいくまでにまだかなりかかりそうだけど(爆)
本館に無記名鍵コメでオメガ3についていろいろと入れてくる方がいて・・・
面識もない方だし、記事と関係ないし、???で、こちらにまとめようと思ったのですが・・・つまらないお勉強記事になっちゃった(爆)
マミィさんも前、α-リノレイン酸は猫はEPA、DHAに変換されない/しにくい・・・っておっしゃってましたよね?
私もそう聞いてるし、本もご紹介したのですが、納得できない・・・って何度もこられて・・・ちょっと困っちゃったの。
納得できないならしないで放っておいてくれればいいのになぁ・・・って。(笑)

ホントはレバーも亜鉛を摂りたいのでもっとあげたいのだけど、オーガニックのお肉手に入らないんです・・・
安心してあげられるレバー手に入るといいんだけどなぁ・・・

メカジキ、人間はおいしかったのですが、びーちょんには不評でした。^^;
今は秋刀魚がいいんだって。^^


♪ Gavi主 ♪
♪ 2009/08/17 2:18 AM ♪
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